日本人にとって箸は、生まれてすぐに、お喰い染めで
初めて箸を使い、亡くなると火葬をしてお骨を箸で拾う
という生涯に渡り使用する道具だと思います。
今回、ご紹介する「銀座夏野」は箸の専門店で約2000種類
もの箸が並べられ、まるで箸の博物館のようです。
「たかが箸、されど箸」~箸の奥深さを肌で感じる事が
出来るお店です。
店内は"和の雰囲気"が漂いとても落ち着いたムードです。
パスタ専用、焼魚専用、納豆をまぜるための箸など、
ユニークなものもありました。
価格も300円とお手頃なものから、なんと15万円もする箸
まで様々です。
木製、ガラスや陶器製の箸、高級な象牙のものなど、素材
も色々とあります。
輪島塗、津軽塗、若狭塗など伝統的な技法で作られる箸は、
贈り物としても良いかと思います。
お店の方がこんなアドバイスをしてくれました。
お気に入りの箸を長く使うには日頃のお手入れが大切で、
水気をふきとることが長持ちのコツだそうです。木製の箸は
木の油分が抜けて白っぽくなったら、少量のオリーブオイル
をすりこむと良いそうです。
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箸専門店「銀座夏野」 http://www.e-ohashi.com/
東京都中央区銀座6-7-4
TEL:03-3569-0952
月~土 10:00~20:00 日・祝 10:00~19:00