病院の中に絵画が飾ってあるのは珍しいことではありませんが、聖路加国際病院の中には、日野原先生の提唱により、病院内に2つの画廊があります。
その中の第一画廊で開催されている、山上伸治さんによる『「動物などの」楽しいイラスト展』に行ってきました。
山上さんは、ドン・キホーテに登場する従者サンチョ・パンサをもじって「三朝亭半°左(さんちょうていぱんざ)」という高座名で落語会もやっていらっしゃるとのこと。
そうした雰囲気が随所に垣間見られる、タイトル通りの楽しいイラスト展です。
デフォルメされたユーモラスな姿の動物たちのイラストに、ウイットに富んだ文が添えられていて、思わずニャッとしてしまったり、苦笑いをしてしまったり。
気がついたら、作品の前で百面相をしている自分がいました。
展示されている作品の額縁は、木製で、ちょっと無骨でゴツゴツした感じが独特の暖かさを醸し出している、山上さん自身の手作りです。
「額縁のことばかり言われるんだよね~」と半ばボヤいていらっしゃいましたが、やはり山上さんの暖かでウイットに富んだ独特の作品と、雰囲気がぴったり合っているからこそではないでしょうか。
他にTシャツやポストカード等も販売さていましたので、「きまま そのまま ねこのまま」というポストカードのセットを買いました。
この中の『おっきょうも元気だね』というポストカードの文もイラストも、とても気に入ったので、早速、友人に送ってあげようかと思います。
山上伸治「動物などの」楽しいイラスト展
6月9日(月)~14日
朝9時~夕方5時
*土曜日は朝10時~夕方4時まで
聖路加第一画廊
(聖路加国際病院内)