中央区郷土天文館(タイムドーム明石)で企画展「京橋・日本橋・月島 魅力再発見!~中央区にやってきた外国文化~」が同館区民ギャラリーで開かれている。会期は7月6日まで、入館無料。詳しくは、こちら>>
江戸期は朝鮮通信使やオランダ商館長の江戸参府、明治期には外国人居留地の開設、戦前は幻となった万博計画など、中央区の歴史の中で外国とのつながりを絵画、写真パネルを中心に展示している。
明治37年(1904)、築地の海軍操練所で打ち上げられた気球から撮影した写真は注目される。高度約200m上空からの眺めは品川から浜離宮、皇居、銀座、日本橋付近まで撮影された「東京パノラマ写真」である。セピア色の俯瞰風景からは往時の町並みがよみがえってくる。@巻渕彰