梅雨の晴れ間、晴海埠頭公園を散歩しました。
旧水上バス発着場から公園内に入ると、鳩がたくさん」地面に群がっています。
何だろうと歩み寄ると、あたりは酸っぱい果物の香りで満ちています。
見上げると、大きな常緑樹に、真っ赤に、小さな実が、それもたわわに実ってます。
・・・・・・「ヤマモモ」です。・・・・・・・・・
口に含むと、小粒ながら甘酸っぱい香りが口の中に広がります。
この「ヤマモモ」築地市場青果部や場外でも、6月の中旬に一週間ほどその店頭に並びます。
月島の立ち飲みの奥さんにお話しすると、
「高知に新婚旅行の際、無くなった旦那さんと一緒に味わった初恋の味だよ・・・・懐かしい・・・・」
二人で、真っ赤に売れた「ヤマモモ」を口にしたときの、甘酸っぱいその香りは、今でも忘れられないと 思い出にふけっていらっしゃいました。
探して見ると、この「ヤマモモ」の大木、公園内に2,3本あるようです。
梅雨のあいま、朝夕の散歩の際、常緑の林に入り、「ヤマモモ」の香りをいそしまれたらいかがでしょうか。 甘酸っぱい香りを緑の木々がお届けしています。