隅田川は中央大橋上流の佃2丁目地先で東に分流し、春(晴)海運河に繋がっていますが、この隅田川派川沿い、中央大橋~相生橋南に至る間に位置するのが石川島公園。
スーパー堤防の採用により、公開空地と一体となり、水と触れ合えるよう親水性が確保され、ジョギングや散歩を楽しむ人で賑わっています。
水鳥も多く飛来し、干潮時には水が引いた岸辺で、採餌する姿も見られます。
左上写真は満潮時の様子。左からウミネコ(看板の上)・カワウ・ダイサギ。
中でもその優雅な容姿から目を引くのが、シラサギ類。
"シラサギ" とはコウノトリ目サギ科のうち、全身が白いサギ類の総称で、国内でよく目にするのは、ダイサギ・コサギの2種。
この他、チュウサギ・アマサギ・クロサギの白色型等が加わります。
大きさや足指の色、冠羽の有無等で、各々識別されます。
9月に入り、親水テラスでは冬羽の装いのダイサギ・コサギが間近で見られます。
ダイサギ: 夏羽時、黒色だった嘴が、黄色に変化。
コサギ: 夏羽時、目立った2本の長い冠羽が、短くなり目立たない。
こんなところにも季節の変わり目を感じます。
ダイサギ コサギ