先日「舟運観光」として、日本橋川を日本橋を起点に隅田川から神田川、そしてまた日本橋川を日本橋に戻る、というちょっとしたクルーズを体験させてもらいました。
水上・船から見る景色は確かに目新しく、楽しかったのですが、「やはり、川の周りのいろいろなスポットを見よう」と思い、久々に「早朝チャリ散歩」をしてみました。
この日のスタートは豊海橋から。橋のたもとにある気になるお店が、Mile Postさん(新川1-29-6)。ウインドウ越しの見事な自転車の数々。ううん、気になります。今度ゆっくり伺いたいです。
お隣のMile Post Cafeは現在お休み中とのこと。こちらも再オープンされた暁にはぜひとも伺いたいですね。
豊海橋を箱崎町川にわたってすぐ左側にちょっとした緑があります。ここは以前、高尾稲荷社(日本橋箱崎町10-7)というものがあったとの掲示があります。今は、ここから100メートルほど北西に行ったところに小さな鳥居、拝殿があります。
「高尾太夫」という遊女が、大金を積んで自分のものにしようとした某お殿様(神社の案内にはお名前も明記されていますが...)の誘いを拒んだ結果、隅田川で斬殺され川中に。数日後河岸に打ち上げられた遺体を近辺に庵を構えていた僧が手厚く葬り、またその背景を知った人々が社を建てお祀りしたとのこと。とどめは、祭神としてご遺体(頭蓋骨)をお祀りしているって、すごいですね。
次は、湊橋。湊橋自体の写真というよりも、湊橋からとったミツカンさんの大きなビルも一緒に撮った豊海橋のほうがいいかもしれませんね。
茅場橋に向かう途中に、キリン日本橋ビルというのを通ります(日本橋小網町2-5)。ここでは「ドラフトマスターズ・スクール」というのがあるようですね。
キリンビール大好きな僕もぜひ行かせていただきたいのですが、やはり飲食店さん向けのようですね...(笑)。
で、茅場橋。橋の向こう、茅場町側に花王さん(日本橋茅場町1-14-10)の大きなビルが見えますね。
この反対方向にはこれまた大きなぺんてるさん(日本橋小網町7-2)のビルがあるんですけどね。(写真を撮り忘れました)
まぁ、ぺんてるさんは茅場橋というよりはその次の鎧橋のたもと、といったほうがいいかもしれません。
鎧橋を渡ると、目の前には東京証券取引所の立派な建物が。
取引所からみて川側にあるのが兜神社(日本橋兜町1-12)。
建物自体は、昭和46年と新しいもののようですが、境内にある「兜岩」は、前九年の役(1050年)にまでその由来がさかのぼるものだそうで、町の名前もこの岩にちなんでつけられた、というなかなか奥深い神社のようですね。
次の江戸橋とその前にある「郵便発祥の地」の碑や「前島密」の像のある日本橋郵便局に来たところで、今回は時間切れ。
次回は江戸橋と日本橋あたりからスタートすることとしましょう。