間に合うかな。
職場を出るのが遅くなり、21時までの「べったら市」が閉じてしまうのではないかと焦りながら、東京メトロ日比谷線の小伝馬町駅を降りました。
通りの角を曲がると、露店の煌々とした灯り。
間に合いました。
栃木県の蔵元から購入した特別本醸造。
「合わせる料理によって、冷でも、常温でも、燗(40~55度)でも、おいしくいただけますよ。」
何を選ぼっかな。
と、思い続けていたら、「べったら漬け」。直観。
あの甘みと歯ごたえだよな。
しかも、しっかりと樽に盛られた品が良い。
10月19日20日は、「べったら市」が開催されました。
宝田恵比寿神社周辺を中心に、多くの露店が連なります。
その数500軒あまり。
お好み焼き、焼きそばから、老舗の出店まで、見ているだけで気分が盛り上がります。
江戸時代から続く、秋の恒例行事。
目指していた、皮付きの1本を包んでもらいました。
清酒並みの値段。
でも、威勢の良い掛け声を聞くと、恵比寿様の御利益がしっかり詰め込まれている気がしました。
ガッツリ大きく切るのが、べったら漬けを味わう定法。
発酵食品の効果で、明日も元気です。