江東区と連携し、地域観光の担い手の育成を旨としスタートした中央区観光協会主催の「舟運観光ワークショップ」。
これまでの中央区編の座学・実習、江東区編の座学に引き続き、11月1日、江東区編の東京湾岸周遊ガイド実習が行なわれましたので、その様子をご紹介します。
10:00、明石町・聖路加ガーデン前発着場より「カワセミ」に乗船。
本日の講師は中川舟番所資料館久染氏&「水都東京を創る会」高田氏。
コースは(隅田川)勝鬨橋~築地大橋~(東京湾)~(有明西運河)のぞみ橋~新都橋~有明西運河道路橋~有明橋~青海橋~夢の大橋~あけみ橋(折り返し)~(東雲運河)富士見橋~有明北橋~木遣り橋~東雲水門~東雲橋~(辰巳運河)辰巳橋~辰巳桜橋~辰巳水門~新辰巳橋~新末広橋~(12号地貯木場)~(あけぼの運河)新曙橋~曙運河橋梁~曙運河道路橋~曙橋~曙運河橋梁~曙水門~(砂町運河)夢の島大橋~夢の島マリーナ(折り返し)~(東雲東運河)砂町運河橋梁~漣橋~砂町運河道路橋~七枝橋~(豊洲運河)~朝凪橋~豊洲橋~豊洲水門~(晴海運河・隅田川派川)相生橋~越中島発着場~(隅田川)中央大橋~佃大橋~明石町・聖路加ガーデン前発着場(12:00)。
生憎途中から雨が降りだし、遠方のものは灰色にかすんだ状態でしたが、
初めての有明西運河巡航を含め、船上目線から日々変貌を遂げるウォーターフロント地区の街の様子を改めて体感。
原産国から丸太原木を輸入する時代ではなくなった為、旧来の貯木場は今では船泊まりとなり、かつての倉庫・物流拠点街から、臨界部ビジネス街への変遷を経て、近年は、高層マンションが立ち並び、生活機能整備も進み、若年層の人口流入も顕著のようです。
運河沿いに造られた公園で子供の遊び声を耳にしたり、親に抱かれた幼児が手を振る姿を目にする機会も増えたと聞きます。
水運機能こそ江戸期より大幅に衰退したとは云え、水路を確保しつつ埋立てを広げていった "掘割コンセプト" は現代に至るまで生きています。
築地大橋 有明西運河 夢の島アリーナ
佐野造船 豊洲水門 東京海洋大学明治丸