第18回中央区産業文化展(へそ展)は、11月2日から5日の4日間開催されました。
(へそ展)って、どういう意味かなと思って、ご案内のリーフレットを見ると、
今年度は「つどい・ふれあい・生み出す。まんなか中央区。~中央区'はつ'の産業と文化」をテーマに、印刷・製本産業、金属業、繊維産業など、区内の代表的な産業を一堂に会して紹介します。(後略)
ということで、古くから日本の文化・商業・情報の中心として発展してきた中央区、また東京23区の中の中心にある、人間の体で言えば、中心は「へそ」ということで命名されたのだと思いました。
入場してすぐのところには、歌舞伎で着用する助六や揚巻の衣装が展示されていました。
創業承応ニ年(西暦1653年)の和紙の専門商社・小津和紙さん、日本橋のお店では紙漉き体験をしたことがあります。和紙の世界文化遺産への登録が進むことを祈念しています。
創業享保三年(西暦1718年)の刷毛の老舗、江戸屋さんでは、愛用の豚毛の歯ブラシを2本購入し、帽子の刷毛はお店で買うことにしました。お土産に、エコバッグを頂きました。
人気だったのが、風呂敷コーナー。
お姉さんたちが、風呂敷の使用方法を伝授してくれました。
鞄の底に忍ばせて、いざという時に使用できるし、大切な買い物や、割れ物などを包み運ぶのには風呂敷ですね。また、日本情緒の風情があります。子供たちには、是非覚えて欲しいと思いました。
東京都印刷工業組合京橋支部、日本橋支部のそれぞれのブースでは、日本橋、京橋の歴史的建造物や風景の絵葉書を購入できました。
すごい技術だなと思ったのが、こちら。月島工業会の月島機械さんの下水汚泥燃料化技術。環境にやさしい技術です。
そして石井鐵工所さんの超大型浮屋根式タンクで、飛行機用燃料の貯蔵に使用されています。燃料の在庫量に合わせて屋根が上下し、燃料が気化したり爆発するのを防止できますね。
NPO法人 東京中央ネット、東京消防庁臨港消防署も消防、救急のための啓もう活動のため出展されていました。
「病院? 救急車? 迷ったら#7119 ですね。
今年5月に、晴海ふ頭で「東京みなと祭り」で披露された東京消防庁 臨海消防署の格好いい出動シーンが目に浮かんできました。
/archive/2014/05/66may-24th2014.html
いつもありがとう
その他にも沢山の企業が出展されていました。(割愛させていただくのをお許し下さい)
そして、子供たちにも人気だったのが、クイズ・ラリー。
4か所での中央区にまつわるクイズを解答用紙に書いて、正解ならば景品がもらえました。
今年いただいたのは、ランチ・ボックスです。 重宝します。
さて、昼食時になりました。
昼食とお土産のコーナーには、中央区の名店、明治座、銀座若松、築地玉寿司、魚久、中央区和生菓子工業協同組合、鳩屋海苔店さんが出店されていました。
楽しくて勉強になる「へそ展」。隔年実施なので、再来年あなたも「へそ展」を覘いてみませんか?
小津和紙さんのHPはこちらです。http://www.ozuwashi.net/