10月下旬、日本橋室町の鎮守として1100年以上の歴史を持つ「福徳神社(別号:芽吹神社)」の新社殿が完成しました
この福徳神社は、古くは源義家、太田道灌など武将からの尊崇も篤く、徳川家康、秀忠も参詣に訪れたと言われる由緒ある神社です。江戸時代には、幕府公認の富くじでもにぎわいました。別号の芽吹神社の由来は、椚の木からなる鳥居に若芽が萌え出たことによるものだそうです
そんな歴史のある神社でありながら、幾度も移転を経験し、天保の改革では、解体の危機にも瀕したそうです
今回、再建された入母屋造り正面向背および千鳥破風付の稲荷神社は、真新しい銅板葺の屋根も美しく、鉄骨造りながら、表から見える部分にはヒノキ材が使われています