10月30日「まち歩きツアー」老舗コース①を実施しました。参加者は9名(なんと応募者は52名だったそうです。当選倍率約20%)∔観光協会の担当者、それと私たち特派員2名の計12名でお店を回りました。
10時に三越前を出発し、最初は文明堂さんを訪問しました。
星野支配人から
「カステラ」の語源や、材料(卵、砂糖、小麦粉、水飴が基本だそうです)の話、
それと文明堂さんは4つのお店が独立しておりそれぞれ別会社だそうです。(知らなかった!)
また昭和16年発行の商品券を見せていただきました。
右の写真の左手のものがその商品券です。
次にお伺いしたのが楊枝の老舗「さるや」さんです。山本社長からお話を伺いました。
お店の名前「さるや」の由来は?
意外な名前の由来でした。
後ろの浮世絵にも楊枝屋さんが描かれているそうです。
「くろもじ」の木(?!)から作られた「くろもじ」を購入しました。
次の木屋さんに訪問する前に近くの「福徳神社」をお参りしました。「ジミニー」さんのブログで紹介されていますビルの谷間に祀られている神社です。
最後は「木屋」さんです。江戸時代の古地図にも載っている老舗で、刃物類を取り扱っております。
金子店長から「き代勝覧」(複製が三越前の地下道に展示されています)の中に木屋さんが描かれているとのこと。
額に入っているのがその「き代勝覧」です。
外国の方が日本の「刃物/包丁」を買い求めていくそうです。
この日も日本人のお客さんに混じって多くの外国の方が見えられていました。
12時「木屋」さんの前で自由解散。参加された方々は「とても珍しい話を聞かれて楽しかった」とのこと。また次回参加お待ちしてます。
文明堂さん、さるやさん、木屋さんお世話になりました。
*「さるや」さんの由来は、動物の「サル」からきているそうです。サルは歯槽膿漏にならない、歯が白いということから、また房楊枝を作る職人がサルを方に乗せて仕事をしていたからという説があるそうです。