中央区観光協会「まち歩きツアー」の"築地場外市場①"に引率者
として参加いたしました。
参加者9名(1名欠席)、特派員2名、協会スタッフ1名の総勢12名。
今回のまち歩きツアーの様子をケーブルテレビでも放映されるとかで
ビデオカメラマンも同行されました。
このツアーでは築地場外市場にある4つの店舗を回り、それぞれの
お店で店主のお話を聞いたり、見学したり、試食をしたり、買い物
などをします。移動時間を含めて約30分づつで2時間のツアーです。
10時に築地4丁目交差点ローソン前に集合し、出欠確認して出発。
最初に訪問したのは「鳩屋海苔店(はとやのりてん)」。
バリトンボイスの店主さんが、とても陽気に場を盛り上げていただき
いきなり試食会が始まりました。中でも『鳩屋海苔店の焼ばら』は
そのまま頂いてサクサク感ですが、味噌汁に入れての試飲もグッド。
またなぜ試食のアーモンドが絶妙に美味しく「冬でもナッツ!」と
笑わせてくださいました。
次にお邪魔したのは玉子焼きで有名な「松露(しょうろ)」。
もともとこのお店は寿司屋だったとのことですが、奥方が
店先で玉子焼を焼いていたのが評判となり、玉子焼屋へと移行
したと説明がありました。
見学は店内奥にある厨房に入れていただき、目の前で職人さんたちが
ムダのない作業で玉子焼きを作っていました。
試食でいただいた玉子焼きはダシが利いて味わいのあるものでした。
3店目は漬物卸問屋「広洋(こうよう)」。
バラエティ豊かな漬物が店先に並んでいました。目にも美しく、
歯ごたえ良く、味わい深く、日本の食卓には欠かせないといった
感じです。40年間漬物製造販売卸業をしてきた店主が満を期して
独立出店したお店だそうです。「美智子キムチ」名のものがあり
名前の由来を聞いたところ、店主のお母様の名前で母親直伝の
キムチだそうです。
最後にお邪魔したのは昆布商の「吹田商店(すいたしょうてん)」。
多くの名門料亭が信頼を寄せる昆布専門店で、1892年に大阪の
靱本町で創業とのこと。はっぴには「靱」の文字が書いてあります。
"なんでも揃っている"と言われている築地場外市場ですが、
昆布問屋はこちら一軒だけだそうです。
昆布のおいしさを伝える食育講座も催されるとのことです。