中央区の築地エリアと勝どきエリアを結ぶ勝鬨橋は、国指定の重要文化財です
この橋は、昭和15年(1940年)に完成した双葉跳開橋で、橋の中央部が跳ね上がるしくみで、そのために築地側に設けられた変電所が、現在、「かちどき 橋の資料館」になっています
資料館の前には、「かちどきのわたし」の石碑もあります。この「渡し」は明治38年(1905年)に設置され、「かちどき」の名前は、日露戦争における旅順陥落に因むそうです
資料館の壁面には、歴史を感じさせる「勝鬨橋変電所」のパネルが残っています
資料館の1階に、勝鬨橋を動かしていた発電機が当時のままに保存・展示されています
階段を上がると、2階では、電気設備の配電盤を見ることができます
建物に入った時に、かすかにオイルのにおいがして、思わず「今も機械にオイルを差しているのですか」と、受付の方に聞いてしまいました。「差していません」との回答で、変電所の頃の残り香ということでしょうか?
資料館の開館時間は、9時30分から16時30分まで
休館日は、日・月・水曜日で、入場は無料です
橋脚内を見学できるツアーもありますよ
ちなみに、上の写真は、勝鬨橋から見た、最も新しい橋、築地大橋です
「かちどき 橋の資料館」のHPは ⇒ http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/kachidoki/