いよいよ秋終盤。
明石町緑道のイチョウ並木もすっかり黄色に色づき見頃を迎えています。
因みに11月25日、気象庁植物季節観測情報のひとつである、東京地方「イチョウ黄葉」発表。
平年より5日遅く、前年より1日遅いとの由。
今回取り上げたのは、同じく明石町緑道沿いに植栽されている「モミジバフウ(別名アメリカフウ)」の紅葉。
北米・中南米原産とされるマンサク科フウ属の落葉高木。
樹皮は褐色を帯び、浅く縦裂。花期は4月頃。
フウは楓と書かれ葉の形は同じく掌状ながら、互生で、蒴(さく)果の集合体(球形)が垂れるのに対し、カエデ(カエデ科カエデ属の総称)の葉は対生で、プロペラ型の翼果をつけるので区別できます。
端正な樹形で、緑~黄緑~黄~橙~赤と多彩に紅葉することから、"七色の紅葉" とも譬えられ、華やか。
落葉後も枝に残る、長い柄のついた「いが」様の果実も、印象的です。