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◆秋の中央区歴史散歩2014 「江戸初期の埋立地を歩く」 ~第2回大川端・中洲・浜町編~

[巻渕彰/写楽さい] 2014年12月 4日 14:00

秋の中央区歴史散歩2014「江戸初期の埋立地を歩く」の後編第2回が11月30日(日)開催された。この歴史散歩は中央区の成り立ちを探訪するシリーズで、春の「江戸前島を歩く」に続く第2弾。明暦の大火(1657年)以前に形成された江戸初期の埋立地を古地図を見ながら歩こうという企画。区報で公募し第1回11/22の京橋・八丁堀・新川編に続き、第2回は大川端・中洲・浜町編で開催された。実施はまち歩きボランティアガイド団体の中央区文化財サポーター協会。くわしくは「区のおしらせ中央」11/1号、こちら>>

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第2回のこの日は曇りながらも穏やかな晩秋。茅場町1丁目交差点付近から出発する。今回は日本橋エリアを歩くコース。稲荷堀(とうかんぼり)跡を経て、行徳河岸跡へ。成田詣での舟が行き来した江戸初期からの地だ。湊橋辺りは上空に高速道路もなく見晴らしがよい。高尾稲荷、日銀創業の地から永代橋が望める隅田川テラスへ。

隅田川大橋を越えるとやがて中洲地区。対岸の深川は仙台堀川に沿ってセメント工業発祥の地辺りである。埋め立てを繰り返した中洲に入る。国重要文化財の清洲橋を眺めて真砂座跡へ。女橋跡の碑を経て高速道路下をくぐると浜町。常盤会久松邸跡は正岡子規が寄宿していたところ。色づいた落葉を踏みながら浜町緑道を行く。甘酒横丁を進み、人形町駅付近で解散した。@巻渕彰