10月中旬 銀座「シロタ画廊」で
キルト作家 染谷みち子さんの個展が開催されました。
染谷さんは 京都にお住まい。
十数年前に大病を患い、闘病生活をされました。
その際、偶然に「古布」と出会い、その魅力に取りつかれ、退院後は、古布を使いキルトを制作してきました。
染谷さんは 「この古布たちも、江戸時代からのもの。それが今は見向きもされず、捨てられていきます。あまりにもかわいそうで、その古布を買い求め、キルト作品として生き返らせました」「この古布たちに私は命を助けられたのです」とも話していました。
開催期間は6日館でしたが、「多くのお客様にご覧いただき、とてもうれしかった」とのことです。
また 来年も開催したいともおっしゃっていました。
・・・・・・・・私も、天に向かって伸びる真っ赤な「炎」のキルトの前に立つと、心が洗われるような気持ちでいっぱいでした。・・・・・・・・