毎年のことですが、クリスマスが終わると、街は一気にお正月モードに突入します
ここ、日本橋界隈でも、クリスマスの翌日には門松の飾りが準備されていました
門松は、もともと歳神様を家に迎え入れるための依り代(目印)という意味合いの正月飾りで、古来、木の梢に神が宿ると考えられていたため、松や竹が使われてきたそうです。
この竹の切り方にも、真横に切った「寸胴」()や、斜めに切った「そぎ」()があります
特に、「そぎ」は、切り方によって、切断面の竹の節の部分が、人が笑っている口に見える「笑口」があったりして、おもしろいです
さらに、葉がついたままの、2階にまで届く竹と、松を組み合わせた松飾り()も多く見られ、こちらも準備万端でした
松飾りの違いにも、日本橋の老舗や会社の歴史が感じられ、それぞれに由緒や「いわれ」が想像できて興味深かったです