激走からもう1週間も経ってしまいました。いろいろなマラソンを走っていて既に20回以上の完走経験があるのですが、走るたびに東京マラソンは特別な大会に感じられます。今回3回目の出場でしたが次回はいつになることでしょう。あの走る前の厳しいくじを越えて、また、走りたいですね。
いくつか、話題をしぼった報告をしたいと思います。
(エクスポ)
大会の前に東京ビックサイトにゼッケンを取りにいかなければならないのですが、その会場がお祭り騒ぎで楽しい、と決まっています。私は金曜日夜に訪ねてみました。マラソンに関係するスポーツ用品やサプリメントのメーカーなどのブースが多く、ほとんどのマラソン出場者は最後まで準備に余念がないのですが、実はいろいろな団体が来ていてそれらのブースも興味深いものがあります。
そんな中、わが中央区観光協会も出展されていました。
私があいさつに伺うと、前に祈念にいった、大観音寺の韋駄天手拭いが販売されていました。いつも心をつかむのが、うまいですねえ。1ついただきまして週末の健闘を誓いました。
(本番)
当日、雨は降らず、ちょうど良い気候の中で、新宿都庁前を9時10分にスタート。前半は下りが多く楽なコースです。その後もフラットが多いので全体にコースレイアウトは簡単。中央区の佃大橋が一番厳しいと言われるくらいなので、丘とか山はなく実は楽なコースです。そう、走りやすいのです。前半、有楽町のガードを越えると半分終わり。ここまでは、1時間35分できてよい感じだったのですが、少しオーバーペース気味。そのとき、「それでも東京を楽しもう、つぶれたら、それはそれでよし、がんばるだけがんばる」と心の中では決めていました。
最初の中央区区間、銀座から浅草へと向かうときは、調子良かったのですが、浅草から銀座に向かうときに、茅場町辺りで足が止まってしまいました。ときどきあることなのですけど、残念です。もっともっと練習しないとだめですね。
目標はさっと変更です。遅いペースになってしまってもあきらめないでゴールまでいく、これが大事です。銀座の華やかな中、抜かれていく一方の私の心は折れそうにもなりましたが、この街を走れる幸せを思い出し、負けないで進みました。
(ゴール)
なんとか、東京ビックサイトにたどり着けました。3時間24分台。うーん。悪くないとも言えますが、前回の東京マラソンと比べると厳しい結果。足がつったこと以外は、走った後も足はしっかりしていたので、良い感じのランにはなりました。これで筋肉痛を越えるときっと一枚上のランナーになっていることでしょう。次のレースや今後出るときに東京マラソンではもっとよい走りをしたい、そんな思いが強く残りました。
ノンアルコールビールで、祝杯。無事に走りきった自分に。
今度は飛ぶように走りたい! 今回は韋駄天になれませんでした。