東京スカイツリーは塔体に日本の伝統色である最も薄い藍染めの色「藍白」をベースにしたオリジナルカラー「スカイツリーホワイト」を採用。僅かに青みがかった白色が青空に映え、繊細な輝きを放つとされています。
エレベーターシャフトはグレー、展望台は硝子とメタリック色のパネル、頂部は鮮やかな白を採用。先進性と未来を表わしていると聞きます。
「白」は潔さ・神聖さを想起させ、日本人の伝統的な美意識に通じる色であり、空の表情などを映し込み、時刻・天候・季節により変化に富んだ様々な表情を見せる色でもあるとのコンセプトのもとに決定されたようです。
そんなスカイツリーの、中央大橋から永代橋越しに臨む、日出から日没までの表情を追ってみました。
日出時はオレンジ色の朝陽に輝き、隅田川の川面にも反射し映り込んでいます。
日中は陽射しを受け銀白に輝き、時には陽射しが翳り黒のシルエットが浮かび上がります。
日没時は霞む所為か、やや薄ぼんやりとした茜色です。
尚日没~23:00は、「粋」と「雅」の通年イルミネーションの他、季節やイベントにより期間限定の特別イルミネーションが行なわれます。
因みに3月1日当日(18:00~23:00)は、Brown Chocolat(チョコの濃い茶色やキャラメル色を光のグラデーションで表現)の特別ライティング。