外堀通りと晴海通りが交わる数寄屋橋交差点に面して、数寄屋橋交番があります
外壁は明治時代の銀座レンガ街にちなんだレンガ造り。印象的なとんがり屋根のこの交番、屋根のデザインを決める際になかなか決まらず、作成した交番の模型に待ち針を刺していたところ、それがそのまま交番の屋根のデザインとして採用されたとか
この交番の横に、「はぐれ櫻」と、その根元にしゃがんだ女の子の像「はぐれっ子」(作者:岩田勇三氏)があります
「はぐれっ子」は交番にちなんだものなのか、1本だけはぐれたように立っている「はぐれ櫻」から、その名前に合わせて「はぐれっ子」の像を建てたのか、はたまた「はぐれっ子」が根元に建ったから、その桜を「はぐれ櫻」と名付けたのか、経緯は調べていないのでわかりませんが、「はぐれっ子」はひょっとして、数寄屋橋での「君の名は?」からの想像の産物だったりして・・・
この同じスペースに、クリスマスローズのりっぱな株が花を咲かせています。桜の開花時期に、クリスマスローズが花を咲かせているというのも、変な話ですが、そもそもクリスマスローズは、名前とは違って、春に咲く品種が多いんですよねまた、花びらに見えるのは萼片で、いわゆる花期は結構長いです
ということで、数寄屋橋交差点、春の風景でした
ちなみに、「はぐれ櫻」はまだ一分咲きの状態でした(3月28日午後の時点)