かつて、築地川という二級河川が、築地を取り囲むように流れて、東京湾に注いでいました(と言うよりも、海を埋め立てて築地を造った()時に、埋め残した水路が築地川と呼ばれるようになったと言う方が正しいでしょうか)
今やそのほとんどは埋め立てられ、高速道路になったり、駐車場になったり、暗渠になったりしています
一方、築地川に架かっていた橋はその名前を残しながら、隣接する小スペースが公園になっています
(築地川公園のシダレザクラ、3月28日)
(築地川采女橋公園のソメイヨシノ、3月28日)
いよいよ季節は春本番ということで、築地川と橋の名を残す公園に植えられているさくらの見どころについて、歩いて見てきました下の地図にある1から5までの公園です
ちなみに、左側の写真は、すべて3月21日の午後撮影、右側は3月28日午後撮影です
コメントも3月28日時点のものです
1.築地川公園(明石町10-2)
ソメイヨシノなど約30本。二分咲きから満開までばらつきあり。シダレザクラは満開です
2.築地川亀井橋公園(築地1-6-1先)
中央区役所すぐ近くの公園で、ソメイヨシノなど約10本。五分咲きです
3.築地川祝橋公園(築地1-11-13先)
ソメイヨシノなど約10本。二分咲きで、ここが一番開花が遅れているようです
4.築地川采女橋公園(銀座6-18-1)
新橋演舞場の裏にあたる場所で、ソメイヨシノなど10本弱。七分咲きです
5.築地川千代橋公園(築地5-1-1先)
銀座中学校に隣接する小さな公園で、カワヅザクラ、フゲンゾウ、シダレザクラなど5本。カワヅザクラは咲き終わって葉ざくらに。フゲンゾウはまだつぼみ。シダレザクラは五分咲きです
公園ごと、さくらの木ごとに、開花状況にばらつきがあるなあという感じを受けました
ただ、このブログが載るころには、各公園とも、さくらはより美しく、見ごろとなっていることでしょう
(築地川千代橋公園のシダレザクラ、3月28日)