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ハナミズキ "ホワイトラブ"&"チェロキー"

[サム] 2015年4月22日 14:00

R0033220RRSG.JPGR0033234ELS.JPG  4月20日は二十四節気の「穀雨」。

田んぼや畑の準備が整い、春雨が穀物の芽出しを促す時季の意。

晴海トリトンスクエアの「花のテラス」では、ハナミズキの新園芸品種 "ホワイトラブ" が見頃を迎えています。

ハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)は北アメリカ原産のミズキ科ミズキ属の落葉高木。

葉の展開に先立って、4枚の花弁状の総苞片を持つ花で樹冠が覆われる為、国内自生種の近縁のヤマボウシより優美な印象。

因みにハナミズキの本当の花は、4枚の総苞片の中心に寄り集まっている黄緑色の粒々。

尚ハナミズキの総苞片は先が凹入する点が、ヤマボウシとの識別ポイント。

"ホワイトラブ" は在来種に比し、直立性の端正な樹形で、花は大輪で、花付きが良いとされます。

 

R0033233RRSG.JPG目を転じれば、同じく「花のテラス」に植栽されているハナミズキ "チェロキー" も開花中です。

こちらは赤花品種。

清楚な白花品種に比べ、温もりのある優しい印象で、エレガントな花姿です。

 

総苞片が散る頃には、幼い米粒位の果実を付けます。

果実は夏の間に葉陰で少しづつ大きくなり、涼しくなると待ちかねたように真っ赤に色づきます。

紅葉も見事です。

ハナミズキは、「花」「紅葉」「実」と四季折々それぞれに楽しめ、 「花よし、葉よし、実よし」と三拍子揃った花木として人気があります。