銀座2丁目、昭和通りから亀井橋、築地警察署に通じる通りの左手にナチュラルローソンのお店があり、そのビル(銀座大塚ビル)の地下1階に、画廊「メグミオギタギャラリー」があります
現在、そこで、コンテンポラリーアートの作家、中村ケンゴ氏の作品展「中村ケンゴ図鑑-10年代の作品を中心に」が開催されています
中村ケンゴ氏は、現代社会を生きる私たちにとって身近なモチーフからインスパイアされたユニークな絵画を制作されている方で、会場に入ると、まず、Eメールの顔文字を素材にした大きな作品が目に飛び込んできます
岩絵具、顔料、和紙といった日本画材料で描かれるテーマは、日本画伝統の花鳥風月とは全く趣の異なる、まさに"今"を象徴するEメールの顔文字やら、マンガの吹き出しやら、マンガのキャラクターのシルエットで、その組み合わせがとても斬新で、新鮮です
作品に近づくと、岩絵具の砂っぽい感じ、つや消しのような、深みのある感じがよくわかります
「自分の創作活動において、"今を生きている"という感覚を大事にしている。・・・コンテンポラリーアートは"今を生きている作家の作品"・・・」という中村氏の言葉にも、作家としての使命感が感じられますし、とにかく、どの作品も、"今"を生きている"私"には親しみやすく、見ていて楽しくなるものばかりでした
上の作品、近づいて見ると・・・
「中村ケンゴ図鑑-10年代の作品を中心に」は、4月3日(金)から4月25日(土)まで開催されています元気になれます
メグミオギタギャラリーの開廊時間は、午前11時から午後7時まで (日・月・祝休廊)です
*画廊内での写真撮影については、事前にご了解をいただきました。
*ご協力ありがとうございましたm(_ _)m