歌舞伎座を左に見て晴海通りを歩くと万年橋の交差点に行きます。
交差点の左に銀座公園。
通りから左手を見ると、可愛らしい犬の親子の像が見えます。
「名犬ちろり記念碑」です。
飼い主が犬に話しかけ、撫で、犬が飼い主を見つめると、
「オキシトキシン」:お互いの体内に安心を感じるホルモン:
が増加します。
それを利用して、精神の安定や認知症の改善、脳梗塞の
後遺症の回復を促すなど、セラピー犬は今では多く活躍しています。
捨て犬で右足に障害のあるチロリは、動物愛護センターで殺処分されるところをセラピードッグ協会に救い出されて、亡くなるまでの12年間、患者や高齢者の心身のケアに捧げました。
「セラピー犬」
この無償の愛情をささげる姿は人々に生きる勇気と病状回復への希望を与えました。
交差点を渡るとき、愛くるしい「チロリ」とその子供たちの像を、ご覧ください。
なにか心安らぐ気持ちにさせられますよ。