池袋リブロの閉店のニュースにショックを受けながら久しぶりに教文館さんへ。変わらないお店にほっとする。最近ネット書店の利用が主となり1か月近くも本屋さんに足を踏み入れていない!ことに気づき愕然。勤め人時代は「週に2~3回」はのぞいていたのに。・・・確かにネット書店は便利で早ければ注文当日届く!ことも、購入した本のシリーズ続巻発売情報や「この本を買った人はこんな本も買っています」などという「ちょっとお節介なもの」も。ただ中身を調べてから買いたい時にはやはりちょっと・・・・久しぶりに本屋さんに入ると平台に積まれた本たちを見るだけで「世の中の人が現在何に関心があるのか」一目瞭然・・・といったことを感じるのは難しい。
教文館さんは明治18年(1885)キリスト教の出版社・書店として創業し今年で130年となることを記念し『教文館創業130周年フェア」として「年代別ベストセラー」特集開催中。1階から2階に続く階段の壁に創業の明治18年(1885)から平成26年までのベストセラーリストの短冊、当時の写真、作家の方たちの色紙が並び、2階入り口にそのベストセラー本の内入手可能なものが取り揃えてあります。学生時代に一世風靡したあの本もこの本も、リストをながめていると気分はすっかり〇十年前に。そして現物の本が「まだまだ現役ですよ」と〇十年を生き延びてきた誇りを見せてくれるよう。本好きの方々には見逃せない好企画です。
銀座教文館 4月から10時開店となりました。
フェアは6月30日まで。