4月29日水曜日の祝日、湾岸エリアを散歩してきました。
中央区ではありませんが、 芝浦埠頭側からレインボーブリッジをお台場方面へ歩いて渡りました。左側に中央区晴海を眺めながらのウォーキングです。
レインボーブリッジは歩いて渡れる橋なんです。私も今回が初めて。歩道は両側にあるのでもちろん中央区のある北側を選びます。
レインボーブリッジの歩道をずっと歩いていくと、景色の写真パネルがあるチョットした休憩スペースが現れます。よく、山の頂上にあるような解説付きのパネルです。
下の写真ですが、上部は歩道に展示されている景色の写真パネルで、下部の白い部分は実際の風景、見比べながら景色を眺めることができるわけです。
ん? このパネルですが、実際の風景と比べてみると何だか全然違います。勝どきや晴海にあるはずの高層ビルが全然ありません。
それもそのはずで、このパネル、おそらくレインボーブリッジができた頃、20年前頃の写真で、今は無い晴海の東京国際貿易センターなども写っています。
20年前頃というと、バブルの崩壊後の時代。その前の高度経済成長による都市化、さらにバブル時代の地上げなどで中央区は人口減少に悩まされ、1953年に17万人あった人口が97年には7万人近くまで減ってしまいました。
しかしその後の努力が実り、つい最近、4月27日に51年ぶりに14万人を突破したという発表がありました。若い世代が増え、高齢化率も23区の中で最も低くなったということです。
このレインボーブリッジからの20年前頃の景色と現在の高層マンション群の景色を比べてみると、そういった人口の増加も当然だなと思ってしまいます。
「晴海客船ターミナル」には大型の外国客船が来航していました。
VOLENDAM(フォーレンダム)というオランダ籍の船で、61,214t、全長238mもあります。長さだけでいうと勝鬨橋の長さが246mなのでそれに匹敵する大きさです。
橋を渡ったあとは
→お台場を素通りし、
→豊洲新市場建設地を通過、
→晴海大橋を渡って中央区晴海地区に入り、
→晴海客船ターミナルを経てほっとプラザはるみまで、
10Kmくらいの長いウォーキングです。
豊洲の新市場建設地から見た晴海方面です。このあたりは休日返上で工事が進められています。
ですがこの日、豊洲新市場の観光施設の計画が白紙になる報道がありました。なかなかうまく事が進まないようですが、最終的には成功することを祈ります。
ん~、だんだん晴れてきて青空が出てきました。
晴海大橋を渡り、「晴海客船ターミナル」に着きました。デカい。間近でみ見ると本当にデカいです。この船。
いゃ~、一度はこういうのに乗ってみたいですね。
近くから見ないと味わえない感動もあります。
晴海には定期的にこういった客船がやってきますので、チェックしてみてはいかがでしょう。
●東京港客船入港予定
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/kanko/cruise/nyukou.html
最後に高い煙突のある「ほっとプラザはるみ」に立ち寄ってみます。以前に写真をとったこの場所、少しだけ風景が変わっています。
「ほっとプラザはるみ」の屋上から見た、オリンピック選手村の建設予定地です。オリンピックの後は人が住む街にするということですので、中央区はまだまだ人口が増えていくことになりますね。
あ~。結構長い距離でしたが天気にも恵まれ、なかなか楽しむことができました。
ここ晴海では、5月23日(土)・24日(日)に第67回東京みなと祭が開催されます。
http://www.tokyoport.or.jp/minato67/index.html
いろいろなイベントも催されるようですので、晴海に足を運んでみてはいかがでしょうか。