開催中の「わーと日本橋」を見に三越前に。凄い人・ひと・ヒト!そういえばご遷座400年となる神田祭が始まったところ。いつもに倍しての賑わいです。丁度藤岡市諏訪神社の神輿がやってきました。諏訪神社の神輿は安永9年(1780)に絹取引の店を当地に出していた三井越後屋が諏訪神社に奉納したものとのこと。その縁で室町一丁目の神輿に参加することになったのだそうです。本年大修理を行ったばかりとあって黄金色も鮮やか。藤岡市から氏子の方々が200名近くお見えとのこと。一層賑やかになるはずです。
行列の通過を待ってコレド室町1の三井ホールへ。
「わーと日本橋」は「和」と「アート」を組み合わせた新語で今回のテーマは日本の伝統文化である「きもの」と竹を使って空間を演出する「竹あかり」のコラボ。空中に作られた竹茶室での「ひかりの茶会」、「月組・宝塚踊り」衣装展示、「夏支度きものマルシェ」などなど、盛りだくさん。私は「きものコーデイネートの森」へ。春・夏・冬と季節ごとの着物、帯、小物が何と200点完全コーデイネートされトルソーに着せられているのは壮観の一言です。どれも素敵なコーデイネートで「こういう取り合わせもあり!」と目からうろこ。竹あかりのやわらかでちょっと幻想的な空間の中で見るきものはいつもとはまた別な表情を見せてくれます。
一歩外に出ると次の神輿到着間近とあっていろとりどりの祭り半纏の方々があちこちから集まってきます。「室壹」「鍛冶一」「かじ二」「のりもの町」「は」「ろ」などなど粋なデザインと色の半纏が街一杯に。お若い方、シニアの方、女性、男性みなさんお住みの町の半纏を身に着け,どこか誇らしげに見えます・あら、柿色の半纏にルイ・ヴイトンのポシェット斜め掛けの小父さま、なかなかのファッションセンスです。その中に「三井不動産「三越」の半纏も見えます。以下目についた半纏を集めてみました。
色といいロゴデザインといい江戸はいいセンスしてますね。「わーと」のきものを思い出しながら江戸のデザインDNAかな?と思わせてくれる日本橋室町の午後でした。
「わーと日本橋」は5月10日まで(10時~18時)コレド室町1日本橋三井ホール