明治の文豪、夏目漱石の作品には、日本橋がしばしば登場します。そのため、特に関係の深い場所には、石碑が建てられています(下の地図上の赤〇地点)
日本橋室町1丁目の日本橋三越本店の屋上()に、「漱石の越後屋」の碑(A)があります
「三四郎」始め漱石の作品には、よく「越後屋(三越)呉服店」が登場することを記念したものです
日本橋1丁目6(コレド日本橋アネックス広場の南東)には、「漱石名作の舞台」の碑(B)があります
「三四郎」や「こころ」に出てくる寄席「木原亭」(木原店(きはらだな))がありました
日本橋中州5(清洲橋西詰近くのマンション脇)には、「漱石『猫』上演の地 眞砂座跡」の碑(C)があります
漱石の作品で初めて舞台化された「吾輩は猫である」が、眞砂座で上演されたことによります
このほか、碑はありませんが、「吾輩は猫である」等に、白木屋がでてきますし、同じく「吾輩は猫である」には丸善も出てきます
白木屋は、現在、コレド日本橋(日本橋1-4-1)ですし、丸善は、日本橋2-3-10です