この写真は、築地に生息する'サルノコシカケ'です。
中央区築地市場の外構に植えられている木に生えていたものを見つけたもので、元の樹木名や正しい『サルノコシカケ』の名前はよくわかりません。
青果門の近くで、ひっそりと、但し堂々としていました。
目測で長い方の直径、20数センチというサイズです。
よく見てみると、年輪のような縞模様が円形に広がっており、多分相応の日時を経て成長したものと推察されます。
青果門の近くは、正門や市場橋門のようにターレが忙しく行き交うことも少なく、また海幸橋門のように観光客が多く出入りすることのないところで、名前のように草食系の雰囲気が感じられるところです。
築地市場は、マグロやカニ等の水産物の取扱いが特に有名ですが、青果部では野菜や果物そして漬け物や鳥卵も扱っています。
地下鉄築地駅から本願寺を参拝し、もんぜき通り(新大橋通り)を抜けてそのまま浜離宮恩賜庭園につながるウォーキングコースもこの季節お奨めです。
その際は、このさるのこしかけを見つけてください。
ひょっとしたら、小柄な猫くらいは腰をおろしているかもしれませんね。