日本橋2丁目の日本橋プラザビル1階に、山梨県のアンテナショップ「富士の国やまなし館」が入っています
いかにも山梨らしい特産物の並ぶ中、海を持たない県の特産物として「鮑(あわび)の煮貝」が入口正面のベストポジションにずらりと陳列されており、「」となりました
聞くと、「鮑の煮貝」は古くから甲州の名物()とのことで、わが不明を恥じ入るばかり
なんでも、昔から、四方を山に囲まれた甲州の人々は、何とか海の幸にあやかりたいと考えており(ごもっともです!)、駿河湾沼津(静岡県)に出た甲州商人が、帰路、陸揚げされた鮑を浜で煮込んで、醤油樽に漬け込み、それを馬の背に乗せて御殿場-須走-籠坂峠をゆらりゆらりと越える間に、醤油が適度になじみ、柔らかく熟成されたおいしい「鮑の煮貝」ができあがったとのこと(へぇ~)
甲斐の武将、「風林火山」の武田信玄公もその価値を高く認め、いくさでの栄養補給や、客人のもてなしに賞用したと言われているそうです
甲州名物として、由緒正しく歴史のあるものだったのですね
なお、店内での写真撮影に関して、事前にご了解をいただきました。ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
富士の国やまなし館 のHPはこちら ⇒
http://www.yamanashi-kankou.jp/tokyo/index.html