小網神社では、20日(土)より茅を束にして作った大きな茅の輪が飾られ、「夏越の大祓」が行われる6月30日(火)まで鳥居に設置されています。
大祓とは、古来より伝えられている神事で、年2回(6月と11月)神前にて罪や穢れを祓い、心の浄化、魂のよみ返りが祈念される伝統的な儀式です。また、初穂料を添えて人形(ひとがた)を神社に納めると大祓式で祈祷していただけるとのことです。
心身を清める為に「茅の輪」をくぐり越しますが、これは備後国風土記の武塔神の故事に基づくものだそうです。この茅の輪くぐりの際、「水無月の夏越の祓する人は 千年の命のぶといふなり」この歌を3度唱えながら輪をくぐり、ご参拝します。帰りには、邪気を祓うといわれる輪の茅を抜きとり、門口にさしておくとのことです。
心身を清め、気持ちも新たに夏を乗り越えたいものです。