「花園衝羽根空木」は、「ハナゾノツクバネウツギ」と読みます。アベリアの和名です。
スイカズラ科ツクバネウツギ属に属する植物です。
アベリアも、ハナゾノツクバネウツギも、聞けば知っているというほどには名前が浸透していませんが、公園や道路沿いに数多く植えられていますので、見れば知っているなじみの深い花木です
このアベリアが、現在、三吉橋のたもと、銀座ブロッサムの向かい側の植栽スペースで開花継続中です(地図上、赤○の部分)。
アベリアは、開花期が長く、真夏や真冬の枝の成長が止まる時期を除いて咲き続けます。
また、半常緑でありながら、寒さに強いという園芸品種の優等生でもあります
「衝羽根(ツクバネ)」は羽根つきの羽根のことですが、プロペラのように広がる5枚の萼が、羽根つきの羽根のように見えることから名づけられたそうです
逆に、羽根つき遊びは、「ツクバネ」の実を、手で衝いて遊んだのが始まりとも言われています
梅雨らしい天気が続いていますが、梅雨が明けて暑い夏が来ても、ハナゾノツクバネウツギは咲き続けます