本年度の中央区観光協会主催「まち歩き」ツアーが先月末よりスタート。
今回は、7月14日に開催された新コース「 特別産業コース」<観光協会特派員と歩く築地周辺>のご紹介。
当日の日本列島は高気圧に覆われ、南から暖かく湿った空気も流れ込み、全国的に気温が上昇。東京の最高気温も34.3℃を記録。
定刻の10:00前に当日の参加者6名が集合場所の「タイムドーム明石」に揃ったところで早速スタート。
まずは、公使/ 領事をはじめ、伝道・医療・教育関係といった、所謂知識人層が多く居住し、文教地区の様相を呈した築地居留地の特徴的な足跡を巡り、次いで異国文化の隣接地、家並みに昭和の面影が色濃く残り、隠れたグルメスポットとも称される築地7・6丁目界隈 "裏築地" を散策した後、お目当ての築地場外市場へ。
創建350余年の波除稲荷神社の建つ一角は、時代のうねりのなかで大変遷を遂げながら、神社は一貫して築地の氏神であり続けています。
最後に場外市場の老舗のひとつ「玉子焼き大定」さんを訪ね、お店の歴史や商品の話を伺い、伝統を継承する商いのこころに触れさせていただきました。
(集合地点)~聖ルカ通り~居留地中央通り~築地7・6丁目"裏通り"~波除通り~(解散地点)
「大定」さんは、創業80余年。
「味」「素材(地養卵<漢方処方の特殊飼料で蓄養した鶏の卵>を厳選して100%使用)」「技」の3つの粋を極めた玉子焼がセールスポイントとの由。
寿司店向きの定番「つきじ野」、創業当時宮内庁御用達の味の復刻版「江戸前」、出汁を効かせた日本料理店向きの「江戸だし焼」、砂糖に代え蜂蜜使用の「小粋なハニー」を始めとして、具材のバラエティ等々を合わせると、その数はなんと30種以上‼。
出汁や甘味が違う <旨み四品~かおり~> 、彩りと食感が違う<風味四品~ゆたか~> の "お楽しみパック" もあります。
店奥には22台もの玉子焼器が並び、職人さんが次々と焼き上げる姿は壮観です。
11:30、ツアー終了。
大定 石井課長、お忙しい中、貴重なお話有難うございました。
ご参加の皆さん、お疲れ様でした。