みなさま、能を舞うときに顔につける面をご存知でしょうか?
今、日本橋丸善を西方向へ曲がると"田中八重洲画廊"で、
"岩崎久人古希記念 能・狂言画展"が7月6日まで開かれています。
怖い顔、優しい女性の顔、ニコニコしたお爺さん、、おどけた顔、大黒さんと、
見ていて飽きることなく、心が休まるような時間が持てるかもしれません。
お能は、室町時代から始まったとされ、その能面つくりにも長い歴史があるようです。
それぞれ、人の心を映す面("おもて"と言います)は、ヒノキを使い、
立体的に彫り上げ、胡粉を塗り、数ヶ月の時間を掛けて作り上げる作品です。
いろいろな角度から見ると、また違う表情が見え、人間の喜怒哀楽を
見て取れるかと思います。
お時間あれば、立ち寄ってみては如何でしょうか?
ところで、6月30日、人形町の小網神社の夏越の祓えにお参りして来ました。
今年も、あと半年、無事に過ごせますように。