日本橋の振興計画もいろいろと進んでいるようですね。最近の新聞情報では、以下のようなものが目に留まりました。
日本橋の再開発計画については、2015年5月29日の 日経産業新聞 が「東京大手町・日本橋、オフィス街、変貌の連鎖」と題する記事で取り上げています。この記事によると、
>日本橋の注目は、日本橋2丁目地区再開発だ。重要文化財である高島屋日本橋店を保存し、余剰容積を活用して東側のA街区と北側のC街区に超高層オフィスを建設する。
低層部が連続するように、高島屋日本橋店の屋上を中心とする緑の回遊空間を整備する計画で、完成は18年の予定だ。
その北側では、日本橋2丁目地区北地区計画が進行中だ。オフィス、店舗などが入る高さ約180メートルの超高層棟「東京日本橋タワー」は15年春に竣工。全体完成は17年を目指す。
日本橋の南西側の京橋エリアでは、京橋2丁目西地区再開発の工事が進んでいる。中央区の指定有形文化財である歴史的建築物棟を保存再生しながら複合ビルを建設する計画で、16年秋に竣工予定だ。
また、2015年6月25日の 日本経済新聞 は、「羽田―都心、航路を短縮、都、舟運を活性化」と題する記事で、以下のように報じています。
>東京都は2015年度末をめどに、羽田空港と都心部を結ぶ水上航路の"近道"を設ける。空港西側にある海老取川を掘り下げて、多くの船が通れるようにする。東京湾にせり出した空港を迂回する従来ルートに比べ、日本橋までの時間は最大30分短縮し、40分程度になる見込み。20年五輪に向けて観光用など定期航路化をめざすほか、災害時の物資輸送や救援活動の迅速化にもつなげる。
>東京モノレールを利用した場合、東京駅から羽田空港までは乗り換え時間を含めて30分ほど。国際自動車(東京・港)が運行するタクシーでは、日本橋―羽田間の所要時間は高速利用で40~50分程度かかる。水路の近道が機能すれば陸路と同程度の時間で移動が可能になる。