銀座三越の9階銀座テラス/イベントスペースで、紙でできたジオラマが公開されています
これは、50年前の銀座を再現したジオラマで、都立大崎高校のペーパージオラマ部(ペーパージオラマ部があるのは日本で唯一同校のみ)の部員のみなさんが、銀座の老舗へ足を運び、資料を集めて制作したものです
銀座4丁目交差点を中心に、紙で作ったとは思えない「和光」や「三越」、「三愛」などのビルが立ち並び、当時まだ走っていた都電や、人々が行き交う様子が、精密に再現されています
1964年といえば、東京でオリンピックが開催された年です
「あのころの銀座はこうだったんだ」という感慨と、今の高校生が50年前の銀座を再現するのに要したエネルギーがひしひしと伝わってくるスペシャルジオラマです
当日私が行ったときは、ペーパージオラマ部の部員の方や顧問の先生のほか、部のアドバイザーをされているペーパージオラマ作家の方がおられ、制作方法や、見ただけではわからない細かな工夫(ジオラマの三越の窓にはガラスがはめられているetc.)について、懇切丁寧に説明をいただきました
また、当日は同じフロアで、ペーパージオラマ部制作による鉄道ジオラマの展示や同部員によるペーパークラフト教室も開催されていました
ちなみに、この「紙で再現!GINZA 1964」は切手になっており、先月7月21日には、銀座通郵便局(以前、このペーパージオラマが展示されていた)で、「『紙で再現!GINZA1964』フレーム切手販売記念セレモニー」が挙行されました
その切手シートがこちら
銀座三越での展示期間は、8月12日(水)から18日(火)までです