女優と一緒に写真に納まる企画として、3つの問題が出題された。
海苔が採れる時節、海苔の生産が一番の地域などであった。
3問正解は1割程度と低率であったのは、主催の山本海苔店には申し訳ない有様であったが
徳次郎(3代目)社長はにこやかであった。
このイベントは、8月8日 女優山本陽子のトークショーで、室町の同店で開催された。
ポスターでみかける着物姿で現れた本人は、映像と変わらない顔立ちである。
すぐそばの野村證券に勤め、月給10,500円、ポーナス25,000円のごく普通のOLであった。
知人が日活のニューフェイス募集に勝手に応募し、
書類審査の合格通知が届いて初めて知ったという。
面接は自分以外みな14~19歳で、これは無理と感じたのだがなぜか合格したという。
山本陽子の名がフィルムに載ったのは、「赤いハンカチ」の中で
お手伝いBの役で、その時の報酬は5,000円だった。
映画は動作の視点をカメラがとらえて表現するが、
舞台は自分自身全体で表現しなければならないと相違を話す。
美しさを保つ方法は?の質問に、
日常のウォーキング、食欲を挙げたが、
他人から観られているいう意識が、緊張感を持っていられると、興味あることを話していた。
共演で印象に残る俳優は?には、
それぞれ特徴を持っていて甲乙つけがたいとしながら、篠田三郎氏の名をあげていた。
日本画を描いていることを初めて知ったが、どのような筆さばきなのかを見たいと思った。
1967年に、山本直純、山本富士子に次いで、山本海苔店のイメージモデルになって48年。
継続は力なりでギネスブックに登録となっている。
イキイキした顔を間近で見ると、まだまだ記録更新を続ける感じがして、会場をあとにした。