夏休みに海外旅行に行く人も多いと思います。今年はミラノで5年ぶりの万国博覧会が開かれていますね。博覧会のテーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを(Nutrire il pianeta, energia per la vita)」。。。ずばり「食」です。各国のパビリオンでは自国の食材や料理を紹介したり、日本館も今回の万博では農林水産省とJAが中心になって、ユネスコ無形文化遺産の「Washoku」を世界にアピールしています。
【ミラノ万博博覧会「日本館」外観、ならびに「EXPO Milano 2015」ロゴ】
「食」がテーマかつ場所もイタリアですので、美味しいパスタやプロシュート(生ハム)、それと一緒に頂くトスカーナのワインなど食べ、飲むことも存分に楽しめる万博です。ということで、やや強引ながら今回はイタリアで開催中のミラノ万博にちなんで中央区のイタリア料理を探訪してみたいと思います。
さて、実は中央区は知る人ぞ知るイタリア料理の激戦区。家の近所をちょっと歩いてみただけで緑・白・赤のトリコローレの国旗を掲げている店が3軒もあります(Yahoo ロコサーチによれば中央区全体でイタリア料理店が何と771店あるそうです)。
ともあれ、近くのイタリア食堂 " Bettola il Bacca(ベットラ・イル・バッカ)"、「ベリー(berry)食堂」に入ってみました。特定の地方の料理にこだわらないイタリアの郷土料理を出すようにしているとマスターの君島さん。テーブル席とカウンターがバランス良く。お一人さまやちょっと食事前に飲みたいなという時にも入りやすそうな雰囲気です。
飲み物はもちろん、料理に合うイタリアワインが用意されているほか、ビールの種類も豊富です。国産、ベルギー、イギリスのものが中心ですが、個人的に大好きなチェコビールの「ピルスナー・ウルケル」を見つけたときには思わずガッツポーズでした。ビールと一緒にすてきなつまみも次々に出てきました、盛り付けもきれいで美味しかったのが「ホワイトアスパラガスのミラノ風トリュフオイル風味」です。
そして最後の〆に君島さんのお勧めとして出てきたのが「生雲丹(うに)のトマトクリームソース スパゲッティー」。お腹もいっぱいになったところで、今夜も気持ち良く酔っ払い、幸せな気持ちで家路についたのでした。【Bettola il Bacca(ベットラ・イル・バッカ)】
(京葉線・日比谷線八丁堀から徒歩5分程度。都バス東15・16 新川二丁目バス停至近)
TEL:03-3553-8819
営業時間:1700~2400(平日・土曜はランチもあり)