いつの間に、ビールがこんなに変わったんだ。
柑橘系の香りのするビールなんて、今まで飲んだことがなかったぞ。
これがクラフトビールというやつか。
確かに面白い。
クラフト。ん!工芸品のこと?
「小規模な醸造所で職人が造る多彩なビール」
その醸造職人が手塩にかけて育てたビールに敬意を込めて、「クラフト」という名称を冠した。
日本酒の、季節、料理、地域、場面に応じた、多彩な対応ができる飲み物に対し、
ビールって、最初の一杯だけだよね。
ビール腹というありがたくない形容もあるし、なんか痛風の天敵ってことじゃない。
ひところ騒がれた「地ビール」も、値段は高かったし、「これ何」と首をかしげたくなる味だったし。
また手に取ってみる意欲がなくなっていた。
そんな思いが、覆された。
「東京駅界隈で・・」は、クラフトビールの飲み比べを誘うキャッチフレーズです。
8月31日まで、東京駅周辺の八重洲・丸の内・日本橋界隈のお店が協賛して、
クラフトビールを手軽に味わえるイベントが行われているのです。
クラフトビールの種類は、100のテーストを越えています。
場面に応じた多彩な味わいを楽しめるのだそうです。
店ごとに、ビールに合うお勧めのおつまみ、料理を出してくれます。
大手ビール会社のテレビCMで、グラスを使い分ける飲み方の提案がありました。
形が変わるだけで、泡立ちや香りの広がりが変化するといいます。
店によって形状のことなるグラスをチョイスできるのも、外飲みの気軽さです。
主催は、東京ステーションシティ運営協議会。
お酒は、究極の嗜好品だと思います。
ですので、何が好きかは「あなたしだい」で良いと思うのですが、
あなたの好きな一品は、と問われたら、川越市の「COEDO瑠璃」を挙げます。