晴海トリトンスクエア館内ポケットプラザ「花・水・木」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例の「ミニガーデンガイドツアー」。
9月3日開催の今月のテーマは「涼しい風を感じたら・・・」。
処暑を過ぎる頃から寝苦しさから解放されたと思っていたら、いつの間にか、日によっては朝晩冷涼さを覚える程。
朝潮運河沿いの「スロープガーデン」は、夏を惜しむかのように、ちょうど数日前に矮性ヒマワリ "グッドスマイル" に植え替えられたばかり。
園内は、夏の名残りを留める花々と、秋の気配を感じさせる花々が入り混じる、季節の変わり目です。
「花のテラス」ではアオイ科のアメリカフヨウ "ルナ" が目を引きます。
草丈は矮性ながら、花は丸みのある大輪。
艶やかな赤・ピンク・白の花姿が楽しめます。
トリトン像の傍らにはユリ科のクワンソウ(別名アキノワスレグサ)。
昔から、リラックスや安眠に効果があるとされ、茎葉を煎じて、料理やお茶として食されてきた沖縄の伝統的島野菜のひとつと聞きます。(右上画像)
この時期何といっても秋の風情を醸し出しているのはイネ科の植物たち。
ということで今回はイネ科の草本を取り上げてみました。
中でも銅葉のイネ オリザドュショコラはひときわ異彩を放っています。
散策には程よい気候。園内を巡りながら、今回は夏から秋へ移ろいゆく季節を映した草花の楽しみ方を学んだプランツウォークでした。
左からベニセタム チェリースパークラー、パープルファウンテングラス、イネ オリザドュショコラ、イネ(大江戸農園)
左からイトススキ、バニカム、スティバ テヌイッシマ(ポニーテール)、斑入フウチソウ