日本橋高島屋の8階ホールで、9月25日(金)から10月5日(月)まで、「追悼山崎豊子展~不屈の取材、情熱の作家人生~」が開催されています
山崎豊子さんと言えば、「白い巨塔」、「華麗なる一族」、「不毛地帯」、「二つの祖国」、「大地の子」、「沈まぬ太陽」・・・と、膨大な取材を背景に、読み始めたら止まらない数々の話題作、問題作が記憶によみがえってきます
まさに今回のサブタイトルにあるように、生涯不屈の取材を貫いて、情熱の作家人生を送られた方です
個人的には、生家である大阪船場の昆布屋をモデルした「暖簾」、大阪物の「花のれん」、「ぼんち」、「女の勲章」なんかも大好きです
展示されているものは、山崎さんが執筆に先立って行った取材の内容、精緻に作り上げられた小説の進行表、生原稿、映画化・テレビドラマ化された映像や愛用された身の回りの品々です
「戦時下の青春を綴った貴重な日記」も初めて公開されています
書き込まれた取材ノート、積み上げられたカセットテープ、中国、シベリアやヨーロッパを取材旅行された時の写真を見て、改めてこの作家の偉大さを実感しました
入場時間は、午前10時から午後7時30分まで。最終日は午後5時30分までとなります
「山崎豊子展」のHPはこちら ⇒
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/yamasaki.html