ひっさしぶりの投稿になります。
今日9月26日は、14年前にアメリカ ニューヨークでテロの犠牲となり無念の死を遂げた三十数年来の親友の誕生日なんですね。
この日は高校時代からの仲間内で、彼が好きだったカツカレーを食べて追悼することにしています。今では、みんな働くところも住むところも様々なので、それぞれが思い思いの場所で、いろんな形でカツカレーを食べています。
僕は、久々にグリルスイスさん(銀座3-5-16)を訪れ、名物の「カツカレー」をいただくことで、亡き友を偲ぶことにしました。
ここからは、気分を変えて明るくレポートを。
銀座3丁目、中央通りからひとつ通りを有楽町側に入ったところに、そのお店はあります。
白と赤のラインの入った屋根(?)が目印のこぢんまりとした店構えです。(外観の写真を撮り忘れました...)
12時過ぎにも関わらず以外にも空いていた店内、おひとり様ということで、壁に面したカウンター席に座ることに。
前回訪問時もそうなんですが、長嶋さんの前の代の巨人の背番号3番千葉さんの「カレーにとんかつを乗せてくれ」の一言から生まれたという定番の「千葉さんのカツカレー」にするか、ランチ時のサービス値引きがある「Wカツカレー」にするか、ひとしきり迷います。
で、これまた前回と同じく、Wカツカレーとビールの中瓶をオーダーしました。(確か前回も、中瓶でなく小瓶を頼んでおいたほうが良かった、と後悔した記憶が(笑)。)
小さな店内に、店員の女性のオーダーの声が響きます。
ビール中瓶とグラスの後に運ばれてくるのが、この見た目ポタージュのようなスープ。
これ、ポタージュではなく、クリームシチューのホワイトソースのとろみを薄め、味を調えた感じのスープです。結構おいしいです。が、かなり熱いのでいただく際には注意が必要です(笑)。
熱いスープと少し多めのビールをいただいているうちに、メインのWカツカレー登場です!
1枚はソースに完全に隠れてしまっていますが、よく揚がったカツが2枚(これが「W」です)乗っかっています。
よく揚がっている分、カツはカレーソースがかかってもサクサクの状態が保たれています。うまいっ!
カレーソースは時間をかけて煮込んだことがよくわかる、野菜や肉がほとんど形にないソースです。辛すぎずかつ甘すぎない、乗っているカツを引き立たせるかのような、でもしっかりとその存在を主張しているソースですね。美味しゅうございます。
そうこうしていただいている間も、ひっきりなしにお客様が入ってこられます。男性女性を問わず、ほとんどがおひとりさまでした。
銀座の真ん中にもかかわらず、ゆったりとした時間が流れていくような感じ。あっという間に平らげたカツカレーの余韻に浸ります。
以上、お店の滞在時間はざっと30分弱。大変おいしいカツカレーと味のある店内の雰囲気を楽しみ、亡き友に献杯したのち、店を後にしました。
しばらくは、グルメレポートで攻めてみるのもいいかな(笑)。ごちそうさまでした。