中央区立郷土天文館企画展「谷崎潤一郎と日本橋」--文豪のルーツをたどる‐-をのぞいてきました。
「谷崎潤一郎没後50年を記念し、今回の企画展では、文豪・谷崎が中央区で過ごした時期に焦点をあて、自筆原稿を中心に生い立ちや潤一郎が見た風景という視点から明治・大正期の日本橋を写真や錦絵を用いて、当時の街の様子を再現します。また、谷崎の書簡や資料等を多数借り受け、区ゆかりの作家原稿や写真とあわせて、谷崎文学の世界を中央区との関わりとともに紹介することで文豪のルーツをたどります。」というものです。
展示構成
1.谷崎潤一郎と日本橋
・生い立ち
・「幼少時代」を歩く
2.文学作品の世界
・生活の変化と創作-関東から関西へ-
・「細雪」の世界
・「源氏物語」へのまなざし
・晩年の夢
2015年10月14日、明石町・隅田川河岸から見た佃島です。ますます高層マンションが増えてきています。月島機械の旧本社跡も高層マンションになるのだろうか?
大正10(1921)年9月11日の断腸亭日乗に述べられた「掘割づたひに明石町の海岸を歩む。佃島の夜景銅版画の趣あり」という情趣は消えてきていますが、いよいよ「東京のマンハッタン島」のイメージに・・・・