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サルビア コレクション <晴海トリトン>

[サム] 2015年10月10日 16:00

R0035450ELSS (2).jpgサルビア スプレンデンス(シソ科)RRSG.jpg

 晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

10月8日開催の今月のテーマは「トリトン・サルビアコレクション」。

サルビアと云えば一般には、赤いサルビア「サルビア スプレンデス」(和名:緋衣草)とその園芸種を指しますが(狭義)、広義には「シソ科サルビア属」の植物全体を指し、世界に500種以上あるとされているようです。

サルビアの名はラテン語 salvus(健康、よい状態、の意)に由来するとされ、本属のある種に薬効があるとされたことに因むと云われています。

サルビア属には、草姿や花色の異なる様々な品種がありますが、その多くは宿根草。

ブラジル原産の「サルビア スプレンデス」、テキサス原産の「サルビア ファリナケア(ブルーサルビア)」、メキシコ原産の「サルビア コクシネア」などは、園芸上 "一年草" 扱いとされている由。

"コクシネア種" に関しては、品種は限定的と聞きますが、園内にはそんな "コクシネア 種" の新しい品種「サルビア コクシネア "サクラブルコ"」も植栽されています。

サクラを思わせるややサーモンがかったピンクの花色が美しい可憐な花姿。

一方、ちょっと渋めの落ち着いた色合いの、「サルビア フェニックス "フェニックスワイン" 」は大人の雰囲気を漂わせた印象です。

この他、葉を擦ると完熟フルーツのような甘い香りのする「サルビア ミクロフィラ(チェリーセージ)」、白色の花弁と赤紫色のビロード状の萼がユニークな「サルビア レウカンサ(アメジストセージ)」、濃青紫色の花と黒色の萼が目立つ「サルビア グアラナチカ(メドーセージ)」、ラベンダーに似た花穂に紫の小花を付ける「サルビア インディゴスパイヤー(ラベンダーセージ)」、爽やかなブルーの花色の「サルビア ウルギノーサ(ボッグセージ)」等々、多彩なサルビアが植え込まれています。

今回は、「花のテラス」を中心に巡りながら、サルビアにスポットライトを当てて、「見て、聞いて、触れて」植物の楽しみ方を学ぶ、約50分のプランツウォークでした。

 

左から、サルビア ファリナケア、サルビア コクシネア "サクラブルコ"、サルビア "フェニックスワイン"、サルビア ミクロフィラ

 R0035455RRS.jpg R0035463RRS.jpg R0035442RRS.jpg R0035461RRS.jpg

左から、サルビア レウカンサ、サルビア インディゴスパイヤー、サルビア ウルギノーサ、サルビア グアラナチカ

 R0035421RRS.jpg R0035407RRS.jpg R0035413RRS.jpg サルビア グアラナチカ(メドウセージ,シソ科) (2)RRS.jpg