東京国立近代美術館フィルムセンター(中央区京橋3-7-6)で、10月6日から11日まで、無声映画上映会「シネマの冒険 闇と音楽2015」が開催されていました
これは、20年以上前から毎年秋口に開催している企画で、今回は同センターが所蔵する外国無声映画の中から、戯曲「蝶々婦人」を映画化した「ハラキリ」、エルンスト・ルビッチ監督の最後のサイレント作品「思ひ出」、「懦夫(だふ)奮起せば」「毆(なぐ)られる彼奴(あいつ)」など6作品を選び、新たに日本語の字幕を付けて上映するものです
私は、11日(日)16:00からの「思ひ出」を鑑賞しました
ストーリーは、ザクセン国の公子がハイデルベルクに遊学して、下宿の娘と恋に落ちる、おなじみの「アルト・ハイデルベルク」です
「弁士付き」「伴奏付き」の上映で、弁士(澤登翠さん)の語りや、音楽の生演奏(ギター;湯浅ジョウイチさん、フルート;鈴木真紀子さん)を楽しみました
私自身、無声映画や弁士が活躍した時代を知らなかったので、大変新鮮に感じました
映画が終わると、ほぼ満員の客席から、映画、弁士、演奏家の方に対して、大きな拍手が贈られていました
「シネマの冒険 闇と音楽2015」のHPはこちら ⇒
http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/yami2015-10/