第四回「やげん堀講談の会」が、講談発祥の地、東日本橋・薬研堀の薬研堀不動院にて、10月23日に開催されました。
主催は東日本橋やげん堀商店会、後援が薬研堀不動院、東日本橋二丁目町会、薬研堀歳の市保存会です。
出演は、一龍斎貞花師匠、桃川鶴女師匠で、
最初に、桃川鶴女師匠が世間話、講談と"はとバス"の関係とかのお話から、江戸に玉川上水を引いた玉川兄弟に絡む人情噺が披露されました。
客席との距離が2間、一番後ろの席でも5間ほど、よく通るお声に、皆さん夢中で聞いておりました。私も少しほろりとしました。
真打は、一龍斎貞花師匠。町おこしのお話から始まり、すうっと
両国橋のたもとの両国広小路辺りにあった茶屋の娘お花と日本橋本町あたりに住む若旦那風の男との恋のお話を展開して行き、それが劇中劇という誠に面白いお噺で、
お客様は咳ひとつせず、熱の入ったお話に引き込まれて傾聴しておりました。 これが話術と言うものでしょう。
すっかり講談のファンになりました。
10月23日、24日は「やげん堀移動商店街」のお店が沢山出店されていてにぎやかでした。
今回は夜だったので、にぎやかな風景は、こちらでご覧下さい。
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人情あふれる商店街、もう少し知りたいなと思われる方は、
中央区東日本橋2-2-4 東日本橋駅前ビルの「アスカブックセラーズ」さんに立ち寄られては如何?
中央区観光検定の教科書も販売されています。「やげん堀散策MAP」も入手できると思います。
なお、10月28日13時から、恒例の講談の会が開催されるそうです。12月末の「納めの歳の市」と同様、見逃せませんね。
薬研堀不動院の電話番号は、03-3866-6220 です。
東日本橋やげん堀商店会のHPは、 http://www.yagenbori.net