日本橋中学校を過ぎてすぐ近くの右側に薬研堀不動院(ものしり百科;97頁)への通りがあります。(以下の写真はいずれも2015年10月26日撮影)
次に、清澄通りに入ります。
清澄通りを進むと、左側に明治座が見えます。
明治座の右隣りには、浜町公園への入り口が見えます。
その少し先に、水天宮の仮宮が見えます。
さらに少し進むと、新大橋通りとの交差点に至ります。この近辺にも高層マンションが増えてきました。
新大橋通りを進むと、右側に浜町緑道が見えます。勧進帳の弁慶像や「人形町浜町散歩」の表示板なども設置されています。
この浜町緑道は、浜町川の跡です。浜町川は、かつて現千代田区神田佐久間河岸の神田川から分れ、清洲橋の下流付近で隅田川と合流する水路でした。江戸時代に開削された人工的水路です。その後も、長い間開削が繰り返され人々の生活に大いに役立ってきたのですが、昭和に入り、戦後の残土処理の廃棄場所として埋め立てが始まりました。更に東京オリンピック、高度経済成長期の到来、都市開発などの流れで昭和40年代終盤までには残りの全てが埋め立てられました。現在、浜町川を埋めたその上にはビルや道路、民家、緑地などができ、浜町緑道はその一部です。
さらに進むと、再び人形町通りとの交差点に至り、建て替え工事中の水天宮が姿を現します。平成28年春完成予定です(ものしり百科;100頁)。
さらに進んで日本橋川に至り、茅場橋を渡ります。茅場橋は、日本橋川下流から数えて3番目の橋です。上空には都心環状線が走ります。橋の下流には湊橋、上流には鎧橋がかかっています。現在の橋は、旧橋の老朽化により1992年に架け替えられたものです(ものしり百科;25頁)。