One Piece漸く行ってきました。3億2千万部を突破した大ヒットマンガOne Pieceが猿之助さんのスーパー歌舞伎Ⅱとして上演されると制作発表されてから話題沸騰していましたが、いよいよとなり楽しみにしていたのに発売日を勘違いしてチケットが取れず「漸く」今日になりました。満席です。若い人が多い!特に目立つのは若い男性たちです。私の周囲もあまり見かけない若い方たちに取り囲まれています。幕の前の「ルフィ」のフィギュアをまずはパチリ。2階のグッズ売り場も凄い混み方で既に完売の札が貼られている商品も目立ちます。買いそびれた人は後日注文もできるようで申込用紙まであるのには「なかなか!」と商売っ気もたっぷりに何だかうれしくなってきました。
あらすじは「秘宝ワンピースをさがす旅の途中で麦わら一味と離れ離れになったルフィが白ひげ海賊団の一員だった兄エースの処刑宣告を聞き何とか助け出そうとし、ひとり海底監獄に。瀕死の重傷を負って侵入不能の監獄を突破するが既に移送されたあと。公開処刑をしようとする海軍と助け出そうとする白ひげ海賊団やルフィとの間に壮絶な決戦が・・・」(松竹のパンフ)原作のかなり後半部分に当たるところです。(せめて登場人物くらいはわかっていた方がとこれを機に20冊読みました。同行の友人が大人買いしたのを借りて)
「漫画、アニメそのままはやらない。歌舞伎ではこうやるというのをやらせていただきたい」と猿之助さんがインタビューで話していたように、一味が名乗りを上げる、宙乗り、早替わり、本水での立ち回り、豪華な衣装など歌舞伎の手法をこれでもかと駆使、「オグリ」「碇知盛」風の演出もありクスリとさせてもくれます。そして圧巻なのはスピーデイな立ち回り。
劇団新感線風のもの凄い早さで、友人と「役者さんの若さ」だね。と感嘆しました。役者さんたちが客席通路に現れ観客とハイタッチ。(2階席にも現れていました)舞台でのテーマソングの大合唱もあり(劇団四季風)舞台と客席の一体感は最高潮です。
文句なしの面白さ。「歌舞伎とマンガの大コラボ」での興奮を味わいに是非新橋演舞場に。11月25日(水)までの2ヶ月公演です。日にちによってはまだ空きがあるそうです。
お問い合わせはチケットホン松竹0570-999-489 (10時~18時)