晴海トリトンスクエア内ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。今月は11月5日に開催。
秋色が深まる時節、今週末8日は暦の上では早くも立冬です。
「花枯れ」の季節ではありますが、今回興味を覚えたのはマンサク科マルバノキ。ちょっと不思議な花です。不思議① 落葉後に開花。不思議② 花の形。赤いヒトデのような形の背中合わせの2輪の花。不思議③ 刺激的でスパイシーな香り。(左上)
注目は、やはり、木々の紅(黄)葉と秋の実り。
ユリノキ・アメリカザイフリボク等の黄葉、サルスベリ・ハゼノキ・ナツヅタ等の紅葉が彩りを添えています。(冒頭左:ナツヅタ、右:ハゼノキ)
ヒメリンゴ・ハナカイドウには鈴生りの果実。
ヒメイチゴには房状の白い花に黄色の果実。今後ほぼ一年かけて黄色⇒橙色⇒赤色に熟すと云われます。
左から、ヒメリンゴ、ハナカイドウ、ヒメイチゴ、シセントキワガキ、キンカン
昨年同様、人面草<パンジー・ビオラ>の愉快な仲間たちも10月末より登場。
今年は、オーソドックスな "丸弁" に加え、面長で兎を連想させるユニークな花形の "うさぎ型" 、愛らしい小輪多花性の "極小輪" が新たに仲間入り。
うさぎ型ビオラコレクション
移ろいゆく季節を映した花木の姿に、やがて迎える冬の準備の始まりを感じつつ、新たな気づきも得たプランツウォークでした。