11月15日(日)の日経新聞「美の美」は「小林清親(きよちか)」の特集。「激動をみつめて・上」とあるから、2週にわたって特集されるよう。
本日の紙面では、「陰影豊かな表現で浮世絵版画に新時代を開いた小林清親(1847~1915年)の東京名所図には、謎めいた絵が多い。文明開化の街に注ぐ清親のまなざしには、他の絵師にはみられない際だった個性があった」として、「海運橋第一銀行雪中」「駿河町雪」「日本橋夜」「東京新大橋雨中図」などを紹介している。
サイデンステッカー氏が「東京下町山の手(LOW CITY, HIGH CITY)」で小林清親の絵をかなり多く紹介しているので、自分にとっては親しく感じる上に、本日(11月15日)、「近代建築を訪ねて」で、海運橋近くを探索しただけに、特に親しく感じられた。
来週はどのような絵が紹介されるのか楽しみ。